コラム

Ascent Business Consulting株式会社が運営する「Basis Point」について運営代表者で代表取締役の北村さんと運営責任者の増村さんにお話いただきました


Ascent Business Consulting株式会社が運営する「Basis Point」について、運営代表者で代表取締役の北村さんと運営責任者の増村さんにお話いただきました。
日時:2018年7月30日(月) 18:30
会場:貸スペース Basis Point Lab.(汐留店)- Basis Point(ベーシスポイント)


「Basis Point」の運営代表者でAscent Business Consulting株式会社代表取締役をしている北村と申します。よろしくお願いします。

「Basis Point」は2014年にBasis Point 汐留Lab.がある当ビルの10階からスタートし、今では4店舗を展開しています。実はこのコワーキングスペース運営者勉強会、2015年に一度当社で開催させていただきました。その際は10階を使っていただいたのですが、現在は当社の社員だけが使うスペースとなっていてコワーキングスペースとしては使っていません。

当社の本業はコンサルティング会社です

コワーキングスペース「Basis Point」は、私が代表取締役を務めるAscent Business Consulting株式会社が運営しています。本業はコンサルティング会社です。

当社の特徴としてフリーランスでコンサルをされている方にご登録いただき、その方にコンサルティングのお仕事を斡旋するというビジネスをおこなっています。しかし、当社と同じようなビジネスをしている会社は他にもありますので、その中からフリーランスの方々に当社を選んでもらうためのサービスが必要でした。そこで、フリーランスの方はおそらく仕事をする場所を持っていないだろうから、コワーキングスペースを無料で提供すればメリットになるだろうと考えました。これが、コンサルティング会社である当社が、コワーキングスペースの運営を始めたきっかけです。

ここからは「Basis Point」とはどのようなコワーキングスペースかについて、運営責任者の増村さんにお話いただきます

本日の会場でもある貸切専用の貸スペース「Basis Point 汐留Lab.」はこのビルの4階にありますが、「Basis Point」はこのビルの10階で2014年10月にスタートしました。順調にお客様にご来店いただけるようになり、2017年から五反田、神保町、池袋と3店舗オープンしてきました。最初にオープンしたこのビル10階の旧新橋店は、紆余曲折があり2016年6月にここから徒歩1分程度の現新橋店に移転しています。現在10階は当社本社として社員のみが使用するスペースになっています。

こだわりは、「駅3分以内」「高級感があって居心地のいいスペース」

「Basis Point」でこだわっているポイントとして、駅3分以内の立地を絶対条件としています。内装にもこだわり、テーブルなども特注品を使用し、ホテルラウンジのように高級感があって居心地がよいスペースを目指しています。そして程よい静けさと賑わいのバランスということで、集中して仕事をされる方、コミュニケーションを求められる方のバランスを模索しながら運営をしています。

カフェとの差別化、広いパーソナルスペース

カフェで仕事をする場合などは、パソコンを置いてしまうとコーヒーすら置けないということもあると思います。一方、「Basis Point」では、パソコンを置いてコーヒーを置いてノートも置けるという、広めのパーソナルスペースを意識したレイアウトで設計されています。実際に、新橋店の前では「まだカフェで仕事してますか?」という挑戦的なキャッチコピーを看板に掲げています。

ビジネスマンのためになるイベントにこだわって開催

イベントに関しては、「Basis Point」は、ビジネスマンのためになるイベントというのをこだわりとしています。具体的な例として、ドリームゲートで3年連続講師ランク1位の売れっ子講師である阪東先生に来ていただき、起業家に向けたいろはを伺いました。他には、コワーキングを通じて知り合ったマイクロソフトの元執行役員の方にパワーポイントの作成術、株式会社ドリップさんというカリスマブロガーさんが運営する会社様とコラボしてブログのノウハウのセミナーを行いました。このように、有名な方、有名な企業様としっかりコラボレーションをしてビジネスマンの学びや気付きになるイベントを開催しています。

会員様は会社員とフリーランスが55

延べ会員数は1万6000人を超えていて、日本一だと自負しています。現在も毎月1000人ペースで増えています。今後は席の埋まり具合も考慮し、月極会員様の制限を実施していく必要があると考えています。会員様は会社員の方とフリーランスの方の比率が5:5となっていて、一般的なコワーキングスペースではフリーランスや事業主の方の比率が非常に高いかと思いますので、これはかなり特殊なはずです。やってみて驚いた部分であり、同時に強みであると考えています。

根底にあるのは「世の中の働き方を変える、新しい働き方の価値観を作る」という想い

「Basis Point」のポリシーは、「自由なはたらき方、ここにあります」「出会う、つながる、はたらく」。元々当社はフリーランスや働き方に関係ある企業ですので、その特性を生かして世の中の働き方を変える、新しい働き方の価値観を作るという想いを持って、それを実現するための手段としてコワーキングスペースを運営しています。

また、私たちはネットとリアルの融合を目指しています。Facebookなどを通じたオンラインでのつながりと、コワーキングならではの店舗でのリアルなつながりを最大限にできる仕組み作りを目指して頑張っています。

コワーキングスペースという業態の拡大は間違いないと思います

現在、国としても様々な動きがあり、コワーキングや新しい働き方を重視する背景があります。フリーランスの人口は2015年から2018年にかけて200万人およそ20%アップしフリーランスの人口が急激に伸びています。国会ではフリーランスに関する法整備の議論が始まり、また国家公務員の副業に関して議論もはじまりました。フリーランスや副業は今後ますます拡大していくことが予想されます。残業時間やリモートワークなどの働き方改革もあり、このような様々な背景が、今後のコワーキングスペースの拡大を間違いなく示していると考えています。

価格競争に持ち込まないために何ができるか

先日国土交通省が主催したコワーキングサミットに参加しまして、地方で自治体が入り込んだコワーキングスペースの運営・やり方・目標や、都心で運営する場合のやり方は全く違うと感じました。これはどちらも大切で、それぞれに適したやり方を見つけていく必要があると感じています。大手企業が続々と参入してきており、新たにコワーキングスペースを始めようという方もたくさんいらっしゃって、それぞれがどのような差別化ポイントや独自性を持って運営していくのか、また人の対流について考えることが大切になってくると思います。

コワーキングスペースが今後増加していくと予測される中、価格競争に持ち込まないことが大切だと思います。業界として価格戦になると間違いなく消耗戦になってしまうので、できるだけ価格競争に持ち込まない発想でどのように付加価値を生み出していくかというのが、これからのコワーキングスペース業界にとって必要だと思います。

以上です。ありがとうございました。